GDN

機械学習時代でGDNの運用効果を高める6つのポイント。

機械学習時代でGDNの運用効果を高める6つのポイント。

GDNの効果をもっと上げたい。どうしたらいい?

この記事では、こんな疑問に答えていきます。

GDNは「カスタマイズの自由度」が非常に高い反面、使いこなせなければ成果は半減します。

機械学習時代において、GDNの運用効果を高める手段は、以下の2通りです。

  • 成果を安定させる。(CPAを安定させる)
  • 成果が安定してきたら、自動化に切り替える。(CV数を飛躍的に増やす)

今回は「GDNの効果を高めるポイント」について徹底解説します。

成果を安定させるためのポイント

成果を安定させて、運用の効果を上げるためのポイントを見ていきます。

ユーザー属性を絞り込む

商材のターゲット層が決まっている場合、デモグラフィックターゲティング(ユーザー属性の絞り込み)を活用すると、成果を出しやすいです。

ユーザー属性を絞り込めば、商材のターゲット層へ効率的にアプローチできるからです。

例えば、商材のターゲット層が20代~30代の女性なら、下図のようにピンポイントで広告を届けることができます。

ターゲティングの精度が向上すれば、広告の効果が飛躍することに異論はありません。

今までデモグラフィックターゲティングを活用していなかったなら、ユーザー属性を絞り込むことで、以下のメリットが得られます。

  • 無駄な広告費を削減できる。(不要なユーザーを除外できるから)
  • CPAが下がる。(ターゲティングの精度が上がるから)

広告費が大きいアカウントほど、デモグラフィックターゲティングに目を向けると良いです。

なお、デモグラフィックターゲティングについては以下の記事で詳細を解説しています。ご参照ください。

【GDN】デモグラフィックターゲティングで「ユーザー属性」を絞り込んで、広告効果を上げる。

デバイスでも最適化を図る

デバイス別でも最適化を図ることで、GDNの費用対効果を改善できます。

商材によっては、

・スマートフォンばかりでCVが起きる。
・PCではCVが起きるけど、スマホでは起きにくい。

といったようなことがケースバイケースで起こりえますよね。

だから、GDNの運用でもデバイスごとに調整していけば、その分だけ成果が向上するのです。

上記を満たす一番オススメな方法は、キャンペーンをデバイスごとに作成することです。

例えば、以下のシチュエーションを考えてみます。

  • PC向けの商材。
  • 広告予算30万円。

この場合、デバイス別にキャンペーンを分けることで、スマホよりもPCで広告費を消化させることができます。

「成果が出やすいデバイス」に広告費を寄せれば、CV獲得の機会が増えますよね。

例えば、以下のシチュエーションを考えてみます。

  • スマホ向けの商材
  • なるべく1件でも多くCVを獲得したい。

スマホ向けの商材では、競合も当然スマートフォンに広告出稿をしています。
すると、スマホの広告枠の価値が上がります。(よくあるパターンです)

競合が多く増えればクリック単価が高騰するので、自社は入札を上げなければなりません。(競合とのオークションに勝たなければならないからです)

この状況下で適切な運用を行うには、以下がベストプラクティス。

  • スマートフォンの入札単価を上げる。(CVを取りに行く)
  • PCの入札単価はそのままにする。(CPAを担保する)

デバイス別にキャンペーンを分けることで、上記を実現できるようになります。

スマートフォンのみの入札を上げることで、無駄な広告費を使わずに(PCの入札を上げず)、「CV獲得の機会」を増やす(スマホの入札を上げる)ことができました。

商材によっては、デバイスごとに運用調整をかけていくことで、成果がガラッと変わります。

なお、デバイスの最適化については以下の記事で解説しています。ご参照ください。

【GDN】デバイス別でも最適化を図り、広告効果を向上させよう。デバイス別でのキャンペーン作成まで徹底解説。

無駄なプレースメントを除外する

GDNである程度の配信実績があるなら、成果の悪いプレースメントを除外することで、効果の改善が見込めます。

GDNでは広告が届く範囲が膨大なため、「意図しない配信面」への広告表示を避けることで、無駄な費用を削減できるからです。

プレースメントの除外は、「守りの施策」と言えるものであり、実施することで以下のメリットを享受できます。

  • CPAの高騰を防ぐ。(無駄な広告費を削減できるから)
  • CV獲得の機会を増やす。(より適切に広告費を活用できるから)

GDNを運用していく過程では、定期的にプレースメントの精査をしていくと良いでしょう。

プレースメントを除外していく作業は地味です。そのため、実施していないアカウントも多く見受けられます。だからこそ、自社がコツコツと真面目に取り組めば、それだけ費用対効果が改善されます。

なお、「プレースメントの除外」については以下の記事で詳細を解説しています。ご参照ください。

【GDN】成果に繋がらないプレースメントを除外してディスプレイ広告の効果を上げる。

複数のターゲティングを掛け合わせる

GDNでは、ターゲティング(誰に広告を届けるか)の精度が向上するほど、成果を出しやすくなります。

ターゲティングの確度が上がれば、広告を届けたい見込み客へ、より確実にアプローチできるからです。

結果的に、コンバージョン率が上がるので、CPAが下がります。

ターゲティングの精度を向上させるオススメな方法は、「複数ターゲティングの掛け合わせ」です。

参考までに、

・アフィニティカテゴリ(人をターゲティング)
・コンテンツターゲット(配信面でターゲティング)

の掛け合わせで考えてみましょう。

シチュエーションは、「化粧品の通販サイト」とします。

化粧品に興味があるユーザーは、美容関連に興味を持っていると考えられますよね。
だから、まずはアフィニティカテゴリ(美容関連)で大きくターゲティングします。

次に、この「ターゲット層」に対して、広告表示をするシチュエーション(配信面)を絞り込みます。

「美容関連に興味を持っているユーザー」が、「化粧品関連のWebサイト」を見ているタイミングで、広告を表示すればターゲティングの精度が上がります。

「人」のターゲティングをした上で「配信面」を絞り込めば、より効果が出そうな場面で、広告を表示させることができます。

なお、ターゲティングの掛け合わせを行うには、GDNの全体像が頭に入っていると良いです。

その都度、適切なターゲティングの組み合わせを引き出せるようになるからです。

GDNのターゲティング手法については、以下の記事にまとめていますのでご参照ください。

GDNのターゲティング方法の「種類」と成果を出すための「活用方法」を徹底解説。

自動化で運用の効果を上げるためのポイント

CPAが安定したら、自動化機能を最大限利用して、CV数を獲得していきましょう。

自動入札でCV数を飛躍的に増やす

GDNの成果が安定してきたら、入札を「手動」から「自動」に変更することで、CV数を飛躍的に増やすことができます。

成果が安定するとCPAを担保できるようになりますが、同時に起こるのがCV数の伸び悩みですよね。(よくあるパターンです)

「自動入札」を使えば、この壁を破ることができます。
よりCVを獲得できるよう、自動で入札が行われ、広告表示の機会が増えるからです。

自動入札の中でも、とりわけ「目標コンバージョン単価」がオススメです。

設定したCPAの値を維持しようとしたまま、同時に「CV獲得の最大化」も実現できるからです。

目標コンバージョン単価では、短期的には設定したCPAを上回ったり下回ったりします。しかし、長期的には設定した「目標値」に落ち着くよう、運用が調整されていきます。

目標コンバージョン単価を活用することで、以下のメリットを享受できます。

  • 入札を弱めた方がいい場合は、入札を弱くして確実にCVを獲得。(CPAが下がる)
  • 入札を高めた方がいい場合は、入札を高めて強気にCVを獲得。(CV数が底上げされる)
  • 上記が自動で行われ、獲得CV数が飛躍的に増える。

なお、「目標コンバージョン単価」については以下の記事で詳細を解説しています。ご参照ください。

【GDN】スマート自動入札 : 「目標コンバージョン単価」の仕組み、メリット、設定方法から「使い方」まで徹底解説。

広告の最適化を自動で進める

「広告の最適化」が自動化で行われれば、GDNの成果はより向上します。

GDNでは、「画像広告」「テキスト広告」を合わせると、たくさんのパターンの広告形式があります。

でも、それぞれのキャンペーンの広告グループ単位で、「どのパターンのクリエティブがいいのか?」を運用者の頭で追求し続けるのは困難です。(時間、すごいかかりますよね・・・)

これを解決するのが、レスポンシブ広告です。

レスポンシブ広告では、自動でひたすら広告のABテストが行われ、成果の出やすいパターンの広告を作成し続けてくれるからです。

更に、レスポンシブ広告では一つの広告パターンを作成(アセットと呼ばれるものを使用します)すれば、50以上のサイズに自動変換され、あらゆる広告枠への配信が可能になります。

つまり、通常バナーと比べて、抑えることができる「配信面」が圧倒的に多いのです。

結果的に、CV獲得の機会を大幅に増やせます。

「ターゲティング」はしっかりしていても、「クリエティブ」までは中々目が行き届かない場合は、特に活用してみてください。

以下のメリットを享受できます。

  • インプレッション数が増え、「CV獲得の機会」が増加する。(配信先が増える)
  • 「広告の最適化」が自動で行われる。(成果が出やすくなる)
  • 「広告制作」の手間が省ける。(「画像」と「見出し」だけ用意すれば作成できる)

なお、「レスポンシブ広告」については以下の記事で詳細を解説しています。ご参照ください。

GDNの「レスポンシブ広告」とは?仕組みやメリット、設定方法から「効果的な使い方」まで徹底解説。

まとめ

今回は、GDNの広告効果を高めるポイントについて解説しました。

AI時代に突入している現代では、「機械学習をいかに味方につけるか」という点で成果が変わります。
手動では運用に限界があり、自動化機能を適切に扱えば、「限界の壁」を突破できるからです。

そして、自動化機能を利用する上では大事なポイントがあります。
それは、単純に使うだけでは成果が見込めないことです。

Googleの機械学習は、過去のCVデータを参照します。
そのため、運用がうまくいっていないと機会学習の質も落ちるのです。

だからこそ、これまで以上に丁寧な運用が求められます。

最後にGDNでの効果を高めるポイントについてもう一度。

  • 「手動」で成果を安定させる。(CPAを安定させる)
  • 成果が安定したら、「自動化機能」に切り替える。(CV数を飛躍的に増やす)

二つともしっかり満たせているアカウントは数少ないです。
だから、自社がしっかりGDNの運用に取り組めば、競合と差をつけることができます。

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